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実践アイデア|地域教材

飯塚市の「市の様子」を、書き込めるデジタル副読本にした

作:外﨑顯博 / 小学校 / 対象:小3 社会科「市の様子」 / 形式:ブラウザで開くWeb教材(全9ページ)

3年生の社会科「市の様子」は、地域の資料がいのちです。でも副読本は数が足りず、配るプリントは散らばり、Webの資料は子どもに見せるには余計なものが多い。そこで、飯塚市に取材して集めた資料を、電子黒板や一人一台端末にそのまま書き込める「デジタル副読本」にまとめました。

デジタル副読本の画面。左に飯塚市を空からうつした写真、右に資料のページ。写真の上に赤いペンで丸が書きこまれ、右側にペン・蛍光ペンの道具が並んでいる
1ページ目の画面。右のペンで、資料の上に直接書きこめます。

どんな教材か

飯塚市の「市の様子」を学ぶための全9ページの資料集を、1つのWebページにしたものです。リンクを開くだけで動くので、インストールも配布ファイルも要りません。学校の端末でも、電子黒板でも、同じ画面が開きます。

ページには、土地の使われ方・交通のようす・市役所の仕事・コンパクトシティ・公共施設・古くから残る建物(長崎街道の内野宿や旧伊藤伝右衛門邸など)といった、単元の流れに沿った内容が並んでいます。市役所への取材や提供資料、自分で撮った地域の写真をもとに作りました。

ふつうのPDFと何がちがうか

いちばんの特徴は、資料の上に直接書き込めることです。電子黒板で説明しながら印をつけたり、子どもが自分の端末で気づいたところに線を引いたりできます。

授業での使い方(3ステップ)

  1. その時間の単元に合うページを1つ開く(全部を一度に見せない)
  2. 「このページから何が分かる?」「気づいたことは?」の問いとセットで提示する
  3. 子どもが見つけたことに、ペンや蛍光ペンで印をつけながら全体で確かめる
コツ:資料を「見せて終わり」にしないために、1ページにつき問いは1つに絞ります。書き込み機能は先生が独占せず、子どもに端末で書かせて「どこに線を引いた?」を交流させると、同じ資料から読み取りの差が生まれて授業が動きます。

他の市町村でも同じ型で作れる

これは飯塚市版ですが、仕組みは「地域の資料画像を並べて、書き込み機能をのせたビューア」です。自分の市町村の資料に差し替えれば、同じ型でその地域の副読本が作れます。作り方の裏側と、取材から教材化までの流れはnote(tozaki_edu)に書いています。

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