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第4学年 総合的な学習の時間 学習指導案(本時)

当事者に出会う ── 安心は、人によってちがう

単元「安心・安全なまちって、何だろう?(福祉×防災・全15時間)」 / 本時:第7時(当事者・専門家に出会う)
© School Stock
自作・無料
2026
教科・学年総合・第4学年
本時のねらい当事者の話から「安心は人によってちがう」に気づく
時間45分(本時・第7時/全15時間)

1 本時の目標

知識・技能:当事者の話を聞き、同じまちでも安心・安全は人によってちがうことに気づき、UD・バリアフリー・防災の考え方を理解し始めている。
思考・判断・表現:これまで調べて分からなかったことを軸に質問し、当事者の視点から自分たちの調査を捉え直している。
主体的に学習に取り組む態度:多様な立場の人の話を受け止め、まちをつくる一員として自分にできることを考えようとしている。

2 準備物

3 本時の展開

当事者の人にとって、このまちは「安心・安全」だろうか。
過程学習活動主な発問(T)と予想される反応(C)指導上の留意点・評価
つかむ7分 これまでの調査(白地図)をふり返り、今日のめあてをつかむ。 T みんなが歩いて見つけた「安心」と「心配」。でも、それは"だれの"目で見た安心だったかな。
C ぼくたちの目…。
T 今日は、実際にまちで暮らす方に来ていただきました。
子どもの調査を価値づけてから出会わせる。「調べて分からなかったこと」を思い出させる。
出会う18分 当事者・専門家の「一日」を聞く。質問する。 C(質問)駅の階段は、どうやって使っていますか。
C 大雨の日、逃げるとき困ることは?
C 避難所で、こまったことはありますか。
当事者の一日を具体で語ってもらう。質問は国語でつくったカードを使う。「かわいそう」でなく「どうすれば」に向かう問い方を支える。
【思・判・表】分からなかったことを軸に質問しているか(発言)。
つなぐ12分 聞いたことを、自分たちの白地図・調査に重ねる。 T 今の話を聞いて、みんなの地図の「安心マーク」、そのままでいいかな。
C あそこ、ぼくには安全だけど、車いすの人には段差が…。
C 「安心」って、人によってちがうんだ。
「安心は人によってちがう」を、教師が言うのでなく子どもの言葉から拾って板書する。ここが本時の山場。
【知・技】安心が人によって異なることに気づいているか(発言・記述)。
まとめ8分 ふり返りを書く。次時(できることを選ぶ)への見通し。 T 今日、いちばん心に残ったことと、次に調べたい・してみたいことを書こう。
C だれにとっても安心なまちって、まだできていないかも。
C わたしたちにできることを考えたい。
「わかった」が「動きたい」に向くふり返りに。お礼は子ども・担任の自筆で(AIや定型文で代えない)。
【態度】一員として自分にできることを考えようとしているか(記述)。

4 板書計画

板書計画
めあて当事者の人にとって、このまちは「安心・安全」だろうか。 【白地図:安心マーク/心配マップ】
当事者の話(聞いたこと)・駅の階段/点字ブロックの上の自転車
・大雨の日の避難/避難所の段差・トイレ
気づいたこと(子どもの言葉)「同じ道でも、人によって安心がちがう」「だれにとっても安心、はまだ?」
地図を見直すぼくの「安心マーク」→ 車いすの人には「心配」かも
次にしたいことわたしたちにできることを考えたい
まとめ安心・安全は、人によってちがう。だれにとっても安心なまちを、みんなで考えていこう。

5 本時の評価

知識・技能
同じまちでも安心・安全は人によってちがうことに気づいている。(発言・記述)
思考・判断・表現
分からなかったことを軸に質問し、当事者の視点から調査を捉え直している。(発言・記述)
主体的に取り組む態度
多様な立場を受け止め、一員として自分にできることを考えようとしている。(記述)

※総合は1単位時間で全観点を見ようとせず、単元のまとまりで見取る(数値評価はせず、ポートフォリオ・観察・作文で記述)。

この指導案について。 この案は、School Stock(現役の小学校教員)が実際に組んでいる15時間の単元の第7時を、他の先生が使える形に一般化して自作したものです。探究の過程は文部科学省「総合的な学習の時間編」解説、当事者・防災の扱いは内閣府・文科省の防災/避難所バリアフリー資料に学びました。敬意を込めて。先行事例と出典は 教材研究ノートの記事 にまとめています。
これは「正解」ではなく、たたき台です。ゲストの人選や地域の実態に合わせて、自由に組み替えてお使いください。児童・ゲストの個人情報は載せていません。
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