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第4学年 算数科 学習指導案(本時)

倍の見方 ── よくのびたのは、どっち?

単元「倍の見方(かんたんな割合)」 / 本時:差から倍へ、もとにする量に着目する
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2026
教科・学年算数・第4学年
本時のねらいもとがちがう2量は、倍で比べるとよいと気づく
時間45分(本時)

1 本時の目標

知識・技能:もとにする量を1とみたとき、くらべる量が何倍にあたるかを、わり算で求めることができる。
思考・判断・表現:もとの大きさがちがう2つの量を比べる場面で、差と倍を比べ、倍で比べるとよい理由を、図や式をもとに説明している。
主体的に学習に取り組む態度:差では比べにくい場面から、よりよい比べ方を進んで見つけようとしている。

2 準備物

3 本時の展開

もとの長さがちがう2本のゴム。よくのびたのは、どっちだろう。
過程学習活動主な発問(T)と予想される反応(C)指導上の留意点・評価
つかむ8分 2本のゴムの伸びを見て、問いをつかむ。 T ゴムA(10→30cm)とB(40→80cm)、よくのびたのはどっち?
C Bのほうがいっぱいのびてる。
C でも、もとの長さがちがうよ。
実物のゴムを伸ばして見せ、興味をもたせる。数値を確認する。
くらべる12分 まず差でくらべる。もやもやを出す。 C 差でくらべると、A=30−10=20cm、B=80−40=40cm。Bが大きい。
T じゃあBが「よくのびた」でいい?
C なんかもやもや…。もとの長さがちがうのに。
差の考えを一度きちんと出す。「もとがちがう」への引っかかりを拾う。
気づく13分 倍でくらべ、差と結論が変わることに気づく。 T もとの何倍にのびた?
C A=30÷10=3倍。B=80÷40=2倍。
C あれ、倍だとAのほうがよくのびてる!
T 差だとB、倍だとA。どっちが公平?
差と倍で結論が逆になることを、板書で対比。
「もとがちがうから、倍で比べるのが公平」に迫る。
【思・判・表】倍で比べる理由を説明しているか(発言・記述)。
まとめる7分 テープ図で「1とみる」を確かめ、まとめる。 T もとにする量を1とみると、Aは?
C 1が3つ分で3倍。
T 何算で求めた?
C くらべる量 ÷ もとにする量。
テープ図・数直線で「1とみたとき」を可視化。式と図をつなぐ。
【知・技】倍をわり算で求めているか(記述)。
使う5分 身近な「何倍」で、もとにする量を決めて求める。 T 身のまわりの「何倍」を1つ、倍で表してみよう。 もとにする量を意識させる。5年の割合への布石。
【態度】よりよい比べ方を進んで使おうとしているか。

4 板書計画

板書計画
問題もとの長さがちがう2本のゴム。よくのびたのは、どっち? A:10→30cm/B:40→80cm
差でくらべるA=30−10=20cm/B=80−40=40cm → B
倍でくらべるA=30÷10=3倍/B=80÷40=2倍 → A
あれ?差だとB、倍だとA。結論が変わる。もとの長さがちがうから。
1とみると(テープ図)もとを1 → くらべる量は何倍か 式:くらべる量 ÷ もとにする量
まとめもとの大きさがちがう2つの量は、差ではなく「何倍か(倍)」でくらべると公平。もとにする量を1とみて、わり算で倍を求める。

5 本時の評価

知識・技能
もとにする量を1とみて、くらべる量が何倍かをわり算で求めている。(記述)
思考・判断・表現
差と倍を比べ、もとがちがうときは倍で比べるとよい理由を図・式で説明している。(発言・記述)
主体的に取り組む態度
差では比べにくい場面から、よりよい比べ方を進んで見つけようとしている。(発言・記述)
この指導案について。 この案は、School Stock(現役の小学校教員)が自作したものです。ゴムの伸びで差と倍をぶつける流れは東京書籍の授業実践例、テープ図で必要感を作る流れはみんなの教育技術の指導アイデアに学びました。敬意を込めて。先行事例と出典は 教材研究ノートの記事 にまとめています。
これは「正解」ではなく、たたき台です。数値や題材は学級に合わせて組み替えてお使いください(差と倍で結論が変わる数にするのがコツ)。
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