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第4学年 算数科 学習指導案(本時)

L字型の面積 ── 知っている形に、なおせないかな

単元「面積(広さを調べよう)」 / 本時:長方形を組み合わせた図形の面積の求め方
© School Stock
自作・無料
2026
教科・学年算数・第4学年
本時のねらい複合図形を、知っている長方形になおして求める
時間45分(本時)

1 本時の目標

知識・技能:長方形を組み合わせた図形の面積を、長方形や正方形の公式を使って求めることができる。
思考・判断・表現:複合図形を、既習の長方形・正方形に「分ける・動かす・大きくして引く」で置きかえて考え、図と式を関係づけて説明している。
主体的に学習に取り組む態度:友だちの式を読み解こうとし、いろいろな考えのよさを見つけようとしている。

2 準備物

3 本時の展開

このL字型の面積は、どうやって求めればよいだろうか。
過程学習活動主な発問(T)と予想される反応(C)指導上の留意点・評価
つかむ7分 L字型の図に出会い、公式が使えないことに気づく。 T 前の時間は、長方形と正方形の面積を求めたね。今日はこの形。面積は求められそう?
C あれ、長方形じゃない…。
C でっぱりがあるから、たて×よこがそのまま使えない。
「公式が使えない」というつまずきを、全体で共有する。
1㎠方眼つきの図を配り、書き込みながら考えてよいことを伝える。
見通し5分 解決の方向をつかむ。 T 長方形なら求められるのに…。何かいい方法はないかな。
C 長方形の形にすればいい!
T そう、知っている形(長方形)になおせないかな。
「知っている形になおす」を、この時間の合言葉として板書する。
方法は1つに限定せず、いろいろ試してよいと伝える。
自力解決13分 図に線をかき、式にする。できたら2つ目の方法にも挑戦。 C たてに線を引いて、2つの長方形に分けた。(分ける)
C でっぱりを切って動かしたら、大きい長方形1つになった。(動かす)
C いったん大きい長方形にして、余分を引いた。(大きくして引く)
C 1㎠をぜんぶ数えた。(数える)
図に「かいた線」と「式」の両方を残させる。
手が止まる子には、方眼を数える方法や、既習の長方形を指し示す。
【知・技】公式を使って面積を求めている(記述)。
交流13分 式を読み合い、考えを練り上げる。 T(式だけ提示して)「3×5+3×2」って、どう考えた式かな?
C 2つの長方形に分けて、たしたんだ。
T では「6×5−3×3」は?
C 大きい長方形から、欠けた分を引いた!
答えや図を先に見せず、式から考えを復元させる。
ちがう考えが「長方形になおす」で1つにまとまることを、色チョークで結ぶ。
【思・判・表】図と式を関係づけて説明している(発言・記述)。
まとめ7分 まとめとふりかえりを書く。 T 今日、分かったことは?
C 複雑な形も、知っている長方形になおせば求められる。
T 自分が一番いいと思う方法と、そのわけも書こう。
「なおす」というキーワードで結論をまとめる。
【態度】いろいろな考えのよさを見つけようとしている(記述)。

4 板書計画

板書計画
問題このL字型の面積は、どうやって求めればよいだろうか。  【図:L字型(方眼つき)】
めあて知っている形(長方形)に、なおして求めよう。
考え(式を読む)分ける 3×5+3×2/動かす 3×7/大きくして引く 6×5−3×3/数える 1㎠がいくつ分
くらべて気づくやり方はちがっても、みんな「長方形になおして」いる。答えは同じ。
ふりかえり一番いいと思う方法とわけ
まとめ複雑な形も、知っている長方形や正方形になおせば、公式を使って面積を求められる。

5 本時の評価

知識・技能
複合図形の面積を、長方形・正方形の公式を使って求めている。(記述)
思考・判断・表現
「分ける・動かす・引く」で長方形に置きかえて考え、図と式を関係づけて説明している。(記述・発言)
主体的に取り組む態度
友だちの式を読み解こうとし、いろいろな考えのよさを見つけようとしている。(発言・記述)
この指導案について。 この案は、School Stock(現役の小学校教員)が自作したものです。「知っている形になおす」練り上げは、みんなの教育技術「長方形を組み合わせた図形の面積の求め方」に、「式だけを提示して読ませる」流れは啓林館の実践「式をよむ力を育てる求積指導の工夫」に、それぞれ学びました。先行事例への敬意を込めて。くわしい先行事例と出典は 教材研究ノートの記事 にまとめています。
これは「正解」ではなく、たたき台です。先生の学級に合わせて、自由に組み替えてお使いください。
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